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5.今後の目標
5-1.短期目標

(1)クラブ活動における教育的視点からの学外表彰

 私はこれまでにクラス担任(都市環境コースの4年次・5年次)、並びにクラブ顧問(野球部・現代音楽部・茶道部・Space Design Club)を担当してきた経緯がある。前報ではこれらの取組みを体系的に整理することを短期目標の一つに掲げていたが、それはAPを作成することによって概ね達成することができた。
 今後はクラブ活動と教育活動をより連携させていきたい。とくにSpace Design Clubの活動は、地域への社会貢献にもつながるものであるため、実践的な教育の場として活用できると考えている。そのためにSpace Design Clubが教育的な視点から学外表彰を受けられるような取り組みを行っていく。具体的には高専デザインコンペティションでの最優秀賞受賞を目標に掲げたい。

(2)学友会活動の支援におけるBS&KJの活用

 前報では、英語教育連携ネットワーク委員会を教育活動と連携させることを短期目標の一つに掲げたが、この委員会活動自体があまり開かれなかったため、現実には活用することが困難であった。従って短期目標の再設定をしたい。
 次年度から高専校務の中でも学生副主事と呼ばれる管理業務に携わる予定である。そこで、学生副主事として高専校務を通じた教育活動を検討したい。具体的には学生副主事の役割の一つである学生組織「学友会」との関係に着目し、学友会との議論の中でBS&KJを取り入れることを考えている。これを通じて、ファシリテーション能力を有するリーダーを学友会組織の中で育てていくことを目標に掲げたい。

5-2.長期目標

 以下に掲げる2つの目標は、教育活動の理念を実現するための方略を継続的に進めていくために、長期的なスパンで検討していくべき内容である。
・「相互の関係」を捉えられる人
 状況に応じたリーダーシップを発揮できる人を育てるためには、府大高専のコース特性を活用し、各々の専門性を尊重しつつ、その相互の関係を促進させる手法・技術・行為などを身につけさせる必要がある。
・各々の専門性を「拡張」できる人
 各々の専門性を活かしつつ、応用的な視点からオリジナリティを創出できる人を育てるためには、自身の専門分野に閉じこもるのではなく、他の専門分野に触れることで、各々の専門性を拡張していこうとする姿勢が重要である。

目次

 2-1.理念と責任の範囲
 2-2.理念を実現するための方略
  (1)教育方法のモデル化
  (2)方略相互の関係性について

 3-1.講義科目との対応
  (1)科目名:建築計画
  (2)科目名:生活環境計画
  (3)科目名:ユニバーサルデザイン
  (4)科目名:建築造形実習
  (5)科目名:基礎研究
  (6)科目名:卒業研究
 3-2.その他科目との対応
  (1)クラス担任
  (2)クラブ活動

 4-1.公開授業シートに基づく
   自己評価・他己評価と改善点
 4-2.自主的な教員の集まり
   に基づく授業改善点
 4-3.ティーチングポートフォリオ
   に関する取り組み

 5-1.短期目標
  (1)クラブ活動における学外表彰
  (2)学友会活動の支援
 5-2.長期目標